社民党 滋賀県連合 公式ウェブサイト

キャッチフレーズ「がんこに平和、げんきに福祉、暮らしにうるおい」

2024社会民主党滋賀県連合第19回定期大会について(概要)

1号議案 2023年度の活動をふりかえって
はじめに
1.社民党強化発展をめざして
2.支部連合活動の強化・発展
3.党勢拡大運動
 春の党勢拡大運動 
秋の党勢拡大運動(11月~1月)点検
4.国政報告会と政策学習会
5.統一自治体選挙
6.事務所移転
7.護憲・原水禁の取り組み
8.新春の集い
9.脱原発の取り組み
10.能登半島地震カンパの取り組み

第3号議案 
2024年度活動方針(案)
はじめに
   1月1日の能登半島地震、2日の羽田空港での航空機衝突事故と波乱の年明けを迎えましたが、この国の災害復旧に対するずさんな態勢に対して非難が高まり続けています。
  発災後2か月を経過しているにも関わらず、仮設住宅の数も不十分でありライフラインの復旧も見通しが立たない有様です。阪神大震災や東日本大震災の知見や教訓が全く生かされていないといわねばなりません。同時にエネルギーを原子力に依存する政府に対して、原発は再稼働をやめ廃炉しかないことを改めて強調しなければなりません。
   自民党の裏金問題にかかわる政倫審が開かれていますが、直近の世論調査では自民党支持率は15%を切り、過去最低基準に陥っています。私たちは、広く市民の皆さんと共に、多様性・共生社会の先頭に立って活動を進めています。その総力を結集して護憲勢力と野党共闘のかなめとして総選挙・参議院選挙に勝利し議席を増やし社民主義政党としての地位を確立しましょう。
1.解散総選挙に向けての準備
 ①党全国方針として、沖縄新垣邦夫の必勝とブロック4議席と2%以上の獲得をめざして闘います。
昨年の夏より解散総選挙を予想して県連合に選対を設置しています。
 ②近畿では大阪9区に長崎由美子候補(大阪府連合代表)立てて、連日駅頭街宣を展開します。また、京都でも擁立の動きがあり、近畿一体となって闘います。
 ③新報号外の配布
  昨年末に12,000枚を配布しました。引き続き配布を基本に地域によっては新聞折り込みも検討します。
 ④ポスターの掲出
  県内にすでにポスターを掲出しました。今後、掲出されていない地域にも掲出します。
 ⑤全党員カンパ
  総選挙勝利のための全党員カンパに、引き続き取り組んでいきます。
 ⑥各支部連合で総選挙必勝にむけたミニ総決起集会を開催します。
 ⑦県連合の得票目標数 
 ⑧支持者名簿の作成や街宣活動を展開します。
2.党組織の強化・拡大
  昨年の年間方針では、党員・社民の会・社会新報・月刊社民を2倍にしようとスローガンを掲げて運動してきましたが、引き続き2倍化を目標に取り組んでいきます。各支部連合では、リストをあげて取り組むようにします。
①社民主義を次世代に引き継ぎます。
 ②若い党員を組織化します。
 ③政策等の学習会を開催します
  ○関西生コンの映画会の開催 4/21(日)
○農業問題の学習会
  ○国政報告会
 ④支部組織をつくる努力をすすめます。
  党員の拡大によって支部を作る芽が出てきました。
  引き続き各支部連合の下に支部組織をつくる努力をすすめます。
 ⑤党員ニュースの発行
  幹事会後に「新生社民党通信」として発行し、党員に情報を伝えます。
 ⑥「手をつなごう!社民の会しが」を年間4回発行します。
3.党活動の見える化
 ①街宣車を使った活動とチラシ配布行動を合わせて計画します。2ヶ月に1回の予定
 ②駅頭宣伝活動を2か月に1回の予定で計画します。
 ③ポスターの掲出を広めます。
4.野党共闘
 野党共闘については、県選挙区の統一候補の早期決定と勝利に向け取り組みます。
5.護憲・原水禁運動の取り組み
  護憲・原水禁の取り組みに参加し、強化・発展に向け努力します。
本年度も護憲大会・原水禁世界大に参加者を募り参加します。
6.脱原発運動の取り組み
 県連合は、「脱原発・脱プルトニウム全国会議」に入っています。昨年は、総会と汚染水海洋放出反対の全国行動に参加をしました。引き続き党員が参加している脱原発グループの取り組みに参加し、脱原発運動に取り組んでいきます。
7.共同テーブル
 県内の学者・文化人・弁護士など幅広い出会いの場をつくり、ネットワークを構築します。
8.地域課題の取り組み
 ①万博に関わる問題 ②地域医療見直しの問題 ③地域公共交通問題
9. 反基地闘争
日本列島を軍事化する動きが強まっています。隣の京都・祝園には自衛隊弾薬庫の建設が計画されています。全国連合は、反基地闘争の連絡協議会が再開されました。
  滋賀県は、饗庭野自衛隊基地を抱えています、一緒に取り組みを進めます。
10.SNSの活用
 ①ホームページは適時更新します。
 ②フェスブックは日常的な取り組みを掲載します。
 ③X等SNSでの発信を強化します。
11.市民運動との連携
 ①「戦争をさせない1000人委員会」との連携
 ②「9条改憲NO!市民アクション滋賀」および「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」の活動に積極的に参加します。(毎月の19行動など)
 ③関西生コン闘争の応援
12.物資あっせん
  県連合の財政補助にと毎年取り組んでいる物資斡旋に取り組みます。
13.今後の市町長選挙・議員の選挙

3月16日第19回定期大会では、党員・サポーター・新報等の2倍化、党活動の見える化、衆院選で2万票獲得などの活動方針や新役員を決定した。
 冒頭挨拶で小坂淑子代表は、「裏金問題で自民党・岸田首相は窮地に追い込まれている。いつ解散があっても戦える体制づくりを」と呼びかけた。
 討論では、「党の存在を示すことが重要。街宣、ポスター活動のほか、様々な市民の集会に社民党ののぼり旗を立てよう。最も効果的なことは選挙に候補者を立てることだ」「大量の電気を消費するリニア新幹線は老朽原発の再稼働とも連動する。3兆円を超える建設費はゼネコンを肥やすだけだ」などの意見が活発に出された。
 役員改選では、16年間にわたって代表を務めた小坂代表が勇退し、代わって福井勝幹事長が就任するなど若返りが図られた。福井新代表は、「立憲への合流騒ぎの際、滋賀では誰一人も離党する者はおらず、逆に党員、サポーターが増加している。心を一つにして頑張ろう」と訴えた。   
 
2024県連合役員
代表:福井勝、副代表:木戸進次(再)、岡山元行(再)、幹事長:坂本克彦(新)。

新春のつどい

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1月27日、社民党滋賀県連合「2024新春のつどい」が、大津市内で開かれ、党員、サポーターのほか共闘・協力関係にある政党・団体の代表など約40名が参加し、頑固に平和・くらしがいちばんの政治をめざして今年も奮闘することを誓い合った。

開会に先立ち、司会をつとめた坂本克彦幹事長の呼びかけで、能登半島地震の犠牲者に参加者全員で黙とうを捧げた。主催者挨拶では、小坂淑子代表が「岸田政権の能登救援対策は人の命を守るものになっていない。市民が主役の野党共闘の再構築し、連帯の輪を広げよう。社民党はいつも崖っぷち、正念場だが皆さんと一緒に頑張りたい」と力強く語り、福井勝幹事長が「社民党宣言」を朗読し、社民党が掲げる「平和・自由・平等・共生」の四つの理念を明らかにした。

さらに、党本部を代表して大椿ゆうこ副党首が「昨年は貴重な国会の議席を確保できた」と支援への感謝を述べたあと、国政の場でのたたかいの様子を報告したあと、「滋賀は野党共闘を推進してきた歴史がある。金権腐敗の自民党政治を終わらせるために全国で野党共闘を最大限に作り上げたい」と述べた。

乾杯の音頭をとった若手幹事の谷口広資さんは、「友人たちと沖縄を訪れて辺野古でたたかう人たちと触れ合うことできた。沖縄を自分のこととしてたたかう決意を固めた」との言葉を添えた。次いで、立憲、共産、新社会の各党県組織の代表が祝意を述べたが、滋賀の野党共闘の力で当選した3人の国会議員が「維新と共同会派を組んだことは県民に対する裏切り」と揃ってきびしく批判した。

そして、昨年の統一自治体選挙で社民党の推薦を受けて当選した4人の県・市議会議員が社民党の支援に感謝するとともに、それぞれの活動が震災対策や介護保険制度の改善などで具体的成果を生んでいることを報告した。

決意表明に立った、長崎由美子衆議院予定候補・大阪府連代表は、「立候補する予定の大阪9区では長く野党共闘が組まれてきた。その場限りの選挙協力ではなく、持続的な連帯のネットワークを構築していきたい。また、社民党の力を強めて比例区での躍進を期したい」と流暢で力のこもったメッセージを述べた。

地元の雪害対策で到着が遅れた平尾道雄・米原市長は「人口減少などで自治体は苦労しているが、住民の平均寿命、健康寿命だけでなく幸福寿命を延ばすために、引き続き頑張りたい」と新たな決意も含めてあいさつした。

最後に、岡山元行副代表の決意を込めたあいさつでつどいは閉会した。

 

福島みずほ国政報告会2023.11.5

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 私たち社民党滋賀県連合は11月5日、福島みずほ党首を招いて「国政報告会」を近江八幡市内で開催しました。当日の会場は廊下にまであふれる盛会ぶりで、福島党首の核心を突く鋭い指摘やお話に参加者は引き込まれました。

 開会のあいさつで、小坂淑子代表は「辺野古では政府の強権的な基地建設との闘いが続いている。党首はその沖縄から先ほど到着された。沖縄や国会のホットな状況をお聞きしたい」と期待を述べられました。
福島党首には多岐に渡る国政の課題について話を展開していただきました。
 まず「沖縄」の状況からのお話でした。政府は、現在、軟弱地盤に基地をつくるという無謀な計画のために地方自治を無視して強権をつくしている。これに対して、玉城デニー知事は沖縄県民の民意を背景に必死に抵抗している。沖縄の軍事化が進んでいるが、再び「戦さ場」にしてはならないと。世界では、ガザでイスラエルのジェノサイド攻撃が続いていますが、国連の緊急総会は121か国の賛成で休戦を求める決議を採択したところですが、なんと日本政府は棄権とういう選択をしたのです。
 岸田首相は「経済」を強調していますが、何ら国民生活を見ることなく税金を防衛費に年間10兆円も注いで世界第三位の軍事大国をめざしていますが、そのような巨額な税金は国民の命や生活のために、教育や介護に使うべき、特に、今後の重要な課題である介護保険制度については、利用抑制ではなく持続可能な制度にすべきだと。
 「憲法」についても語られました。通常国会では軍需産業を国有化する法案が成立しましたが、殺傷能力のある武器を海外に輸出するなど論外です。岸田首相は、改憲の条文案を出すと言っています。このような政治の流れは変えなければなりません。社民党は頑張らねばなりません。
 会場からの質問も多岐に及びました。原発、少子化、リニア新幹線、野党共闘などの問題についても的確に答えていただきました。
最後に、福島党首は「現在の国会の状況は悲惨ではあるが、希望もある。政治は変わるもの。こどもたちが希望を持って生きられる未来のために声を上げ続けよう」と呼びかけられました。
 この報告会には、社民党が推薦した自治体議員などが十名近く参加していただきました。その一人の平尾道雄米原市長は、「今日は勇気をもらった。改憲案に緊急事態条項を入れようとしているが、災害時などに自治体の権限を取り上げるもの。改憲の発議をさせないため社民党には頑張ってほしい」と力強く語られました。閉会後、「社民党のポスターがほしい」「サポーターになりたい」という申し出も相次ぎました。私達社民党滋賀県連合にとって、今後の組織の充実、支持拡大に向けての有意義な集会となりました。

 「国政報告会」終了後の夕刻、JR近江八幡駅前にて、福島党首の街頭演説が行われました。林立する社民党の幟り旗と党首の力のこもった演説で駅前はしばし活況を呈しました。

社民党党首 福島みずほ 滋賀に来ます!

と き 2023年11月5日(日)13:30~16:00
ところ 滋賀県婦人会館 近江八幡駅南口徒歩8分

がんこに平和 暮らしがいちばん 
 〇処理汚染水海洋放出強行に抗議します!
 〇防衛財源確保法と防衛生産基盤法の大軍拡法に反対します!
 〇日本企業の武器製造と輸出に反対します!
 〇LGBTQや外国人への差別、ヘイトクライムは認めません!

事務所移転のお知らせ

深緑の季節を迎え、益々ご健勝のことと存じます。日頃は社民党の活動に対してご支援・ご協力を賜り感謝申し上げます。

このたび、事務所を教育会館から下記のところに移転しました。お近くにお越しの節には、どうぞお気軽にお立ち寄りくださいませ。

〒520-0821大津市湖城が丘42-12

 (JR膳所駅下車・駅上の歩道橋から国道を渡り、

石山方面へ10メートル進み右折して住宅街へ。

さらに20メートル坂を上った緑のある地点)

☆路駐厳禁地帯のため車はご遠慮ください☆

TEL 077-522-2572 FAX 077-525-1818

E-mail shamin2018@sirius.ocn.ne.jp

ホームページ  https://sdp-shiga.org

 

2023(令和5)年6月20日

社会民主党滋賀県連合

代 表  小 坂 淑 子

私たちの社会民主主義

 私たちは、社会民主主義の理念に基づく政策の実現を目指し、経済・社会の中心を担う働く人々や生活者の立場から社会の民主的な改革に取り組み、すべての人々に門戸を開いた政党です。
日本における社会民主主義の理念として「平和・自由・平等・共生」を掲げます。アジア諸国を侵略・植民地支配した加害者としての歴史、そして人類初の原子爆弾による被爆国としての歴史を踏まえた時、あらゆる権利の実現に際し、その前提に位置づけるべき平和。そして、人々が自らの目標を定め、実現していく自由。一切の差別を否定し、すべての人々に社会参加の機会と権利を保障する平等。人間が人間らしく生きることを社会全体で支え、アジアや世界の人々との共存、自然環境との調和を目指す共生。私たちは、これら4つの理念を具体化する政策の実現に全力を挙げます。
私たちは、社会のあらゆる領域で民主主義を拡大し、「平和・自由・平等・共生」という理念を具体化する不断の改革運動を社会民主主義と位置づけます。私たちが広げていくべき民主主義は、多数の意思をもって少数を排除するものでは決してありません。国民が主権者として等しく社会に参加でき、多様な価値観を認め合い、個人の尊厳と人権を尊重することを重視します。
(1)社会的な規制による公正な市場経済
(2)生きがい、働きがいの持てる労働環境
(3)公平で持続的な税財政
(4)社会の連帯を柱とした社会保障
(5)豊かで多様な自治の展開
(6)世界の人々と共生する平和な日本
(7)公正な国際経済と平和を基礎にしたアジア経済圏
(8)両性平等社会の実現
(9)豊かな自然環境を次世代に
(10)食と生命の安全を担う農林水産業
(11)一人ひとりを大切にする教育の実現
(12)あらゆる価値観を保障した創造的文化
(13)民意を反映する政治への改革

現在、党員、協力党員、社民の会(社民党サポーター、年間1,000円)募集中です。

軍事費突出に強い怒り! 許せない、世界3位の軍事大国化he

「平和と生活を脅かす軍事費突出に反対する1・15しが県民集会(専守防衛を反故にする防衛政策の大転換を阻止しよう)」というおそろしく長い名前の集会が1月15日に開かれ120名が参加した。主催したのは超党派の「安保法制の廃止と立憲主義の回復を求める市民の会しが」など2団体。会場のJR草津駅東口デッキはあいにく冷たい小雨が降っていたが、久方ぶりの市民集会に参加した市民たちは、岸田政権の強引な軍拡路線に強い怒りを表明した。

集会ではまず社民、立憲、共産、新社などの立憲野党代表が国会での議論を全く行わないまま閣議決定で専守防衛を放棄する暴走を厳しく批判。社民党県連の小坂淑子代表は、さらに「安倍元総理が暗殺された際、新聞の見出しはどの新聞も同じだった。山上容疑者が元自衛隊員だったことも統一教会信者の二世だったことも選挙が終わるまで報道されなかった」と指摘し、「メディアが世論をつくっている。『新しい戦前』をつくろうとしている」「騙されず、自分なりの思考力や想像力を磨いていこう」と、ユーモアを交えながらも鋭く訴えた。

JR草津駅東口デッキでマイクを手に訴える小坂淑子代表

また、県内の市民活動を担う人たちからの発言もたくさんあった。「子どもと教科書市民・保護者の会」の木村幸雄さんは「市民が望むことは何年たっても決めず、やめてほしいことはすぐ決める大迷惑な岸田政権だ。防衛費倍増を議論もなくドンと決めた。世論は増税には反対だが防衛費増は仕方がないとの声も強いが、生活より防衛を重視する軍事大国化には反対だ」と力強く訴えた。

平和と生活を脅かす軍事費突出に反対する1・15しが県民集会

さらに、突出する防衛費の額について、5年間に43億円とされているが、この期間中に新規契約し28年度以降にローンで支払う防衛装備品が16兆5千億円あるため実際に60兆円規模に達することを明らかにする発言もあった。敵基地攻撃のために1発3億円のトマホークを500発購入するなど、まさに「高額兵器の爆買い」によって世界第3位の軍事大国になろうとしていることに参加者は驚いた。

集会は最後に、「軍事力強化は東アジアに平和をもたらすことはない。一層の危機的な情勢を作り出す。求められるのは、緊張を緩和する交渉だ」とのアピールを採択した。

謹賀新年 本年も宜しくお願い致します。

滋賀県連が「秋の研修会」

新党員も力強く決意

【滋賀】滋賀県連の「秋の研修会」が、11月26日、大津市で開催され、全国連合の服部良一幹事長の「社民主義を実現するための社民党の役割と展望」と題する講演に30名の党員やサポーターが熱心に耳を傾けた。まず改憲反対を願う「九条のうた」を全員で歌って和やかな雰囲気の中で始まり、小坂淑子代表のあいさつ、平尾道雄米原市長の連帯のあいさつがあった。平尾市長は、米原市の「平和の礎」を建立する取り組みを紹介し、自治体における平和行政の意義を強調した。

服部幹事長の講演では、参議院選から見えるもの、国会情勢、統一教会、軍拡、社会保障など幅広い分野にわたって我が国の現状と社民党の課題や展望が明確に説得力をもって示された。その後の質疑応答には、次々と手が挙がり活発な議論が交わされた。新入党員の山下さんは「いま社民党の考え方は一層必要とされている。武器を持つのか生活を大事にするのか、『武器かメシか』といった軍事増強へのわかりやすい反論、問題提起をしていく必要がある」と決意を込めて訴えた。

最後に幹事長は、「『がんこに平和』『くらしが一番』のスローガンのもと、社民党だから言えることをわかりやすく提示しながら、議論を深めていきたい。ピンチをチャンスに変える意気込みで、社民党の本格的再建をめざして頑張りましょう」と締めくくった。

研修会の様子

近畿ブロック研修会に参加して

11月5日~6日にかけて「近畿ブロック研修会」が、和歌山市のアバローム紀ノ國で開催された。

社民党の近畿ブロック党員約40名が一堂に集まった。

第1日目第一講座が「社民党、反転攻勢に向けて」と題して、全国連合幹事長の服部良一さんから提起を受けた。第二講座が「長野県連合における社会民主主義の運動構築」と題して、長野県連合幹事長・上田市議の石合裕太さんから提起を受けた。第三講座は、近畿各府県からの「党改革・党建設に向けた報告」であった。

第2日目が昨日の提起を受けて2つの分散会に分かれての討論であった。

滋賀県連合は、幹事会を中心に6名が参加をした。第三講座の近畿各府県からの取り組み報告では、パワーポイントを使って参議院選の取り組みを紹介し、特にポスター掲示の取り組み・サポーター募集の取り組み等を報告した。

近畿ブロックは、夏の参議院選において、昨年の衆議院選に比べて得票数・率は伸びたが、全国に比べるとまだまだ低い状態にある。この研修会で出た優れた各府県の取り組みから学びんで近畿ブロックの底上げを望みたい。そして、現在全国的に展開されている党勢拡大運動で結果を残すようにしたい。