東京電力は、30日に福島第一原子力発電所の事故について陳謝、同原発の1~4号機について「廃止せざるを
えない」と言明した。
社民党は、同日政府に対して脱原子力と自然エネルギーへの政策転換を求める緊急提案を申し入れた。
事故の鎮圧にむけ24時間体制で取りんでいる現場の努力に敬意を払いつつ、社民党も事故の一日も早い収束
にむけ政府に対し可能な限りの協力を約束するとしたうえで、いまこそ原子力の安全規制を抜本的に強化し、
原子力依存からの脱却と自然エネルギー推進へと政策転換を行うときであるとして、大きく5点の申し入れ
をした。
記
1.福島第一原子力発電所事故の一刻も早い収束に全力を尽くすこと。
2.安全・安心確保のための原子力施設の停止に踏み切ること。
3.福島第一原子力発電所事故の真相究明体制を早急に確保すること。
4.原子力安全規制行政の大胆な改革に着手すること。
5.エネルギー政策の抜本的転換にむけて措置をとること。
以上
大破した福島第一原発
3月 31 2011