社会民主党滋賀県連合主催で時局講演会 を行いました。
87名の参加者があり大変盛況となりました。
講演1「農と食の未来」
講演者:本田克巳さん
(全日農中央常任委員、京都府総連合会副会長)
安倍政権は農政改革を立て続けに強行し、農協つぶし、米の生産調整の廃止、種子法の廃止等、戦後の農政を解体しようとしています。
「農業を続けて地域を守りたい」「子どもたちを健康に育てたい」という農家の願いと、「安全安心な食べ物を大地からもらいたい」と望む消費者の願いを、踏みにじっています。
種子法の廃止に続き、種苗法の改悪、そして、TPP共謀罪の関連と、私たち市民に対してものを言わせぬ社会が準備されかけている問題を、いっしょに考えます。
講演2「野党共闘で憲法を活かす国会に(暴走する安倍政権を斬る!)」
講演者:又市征治(社民党党首)
安倍政権は、森友学園や加計学園問題、自衛隊の日報隠しや文民統制機能喪失など、さらに福島原発事故の徹底究明など、だれも責任をとらず、民主主義の根幹を揺るがしています。
安倍暴走政治を徹底追及し、総辞職に追 い込み、立憲野党と共闘し2019年の参議院選にむけ、市民生活の中で憲法の良さをだれもが実感できる政治にむけて語ります。
会場の様子
質疑応答の様子
1 個のコメント
SECRET: 0
PASS: 74be16979710d4c4e7c6647856088456
今回の講演会は、専門家の意見を聞くことができ、一市民にとって貴重な機会となりました。遺伝子組み換え農産物の脅威。アメリカから輸入される「とうもろこし」が該当するそうです。日本国内で飼われている家畜の餌として広く普及していますが、これを食べた家畜は、病気に弱いそうです。
遺伝子組み換え作物は、子供たちに人気のあるスナック菓子にも広く使われています。そうでなくては、あんなに安く販売できないのです。
種子法廃止も、アメリカの対日要求でしょう。正確に言うと、要求ではなく命令です。アメリカでは、穀物メジャーが儲かるように法律を制定しています。農家の種子自家採取を禁止し、穀物メジャーから買わないといけなくなっています。これは家庭菜園にも適用されていますから、農業の自由はありません。アメリカは自由の国ではないのです。
第二部の又市党首の講演ですが、「社会民主党ここにあり ! 」の迫力ある内容でした。戦前の日本軍国主義が復活しつつある現代において、憲法を護り活かす護憲勢力が自らの意見を発信していくことは、重要なことだと思います。
「いつか来た道を繰り返さない。」この決意を見せることこそ、日本軍国主義勢力を封じ込めることにつながります。先輩方のたたかいを受け継ぎ、頑張ってまいりましょう。そう決意するに相応しい、今回の講演会でした。