桜がみごとに咲き誇っています。
首相が2月27日に、前触れなく全国一斉休校を打ち出したために、子どもたちや保護者の皆さまのご苦労はどれほどだったかお察し申し上げます。
4月8日からいよいよ新学期が始まります。子どもたちの歓声が校庭に満ち溢れる時季にも関わらず、コロナウィルスの感染はまだまだ続きそうです。しかも、その実態はほとんど解明されないため、効く薬すら発見できない有様に、私たちはいつまで続くか不安でなりません。どれが正しい情報であるのか選ぶこともできません。
こういうときの政治の果たす役割は重いはずです。国民の置かれている状況をしっかりと把握していれば「マスク2枚」政策など出てくるはずがありません。問題の多いコロナ特措法の運用はいっこうに見えてこず、テレビでも一か月前と同じコメントがあふれています。
主権者は私たち、国民にあります。知る権利が狭まれないようにあちらこちらに目を配り、チェックを怠ってはなりません。とりわけ、NHKには、公共放送として、国会中継を全国津々浦々におくる義務があるのではないでしょうか。まんべんなく情報を提供してもらいたいと思います。
安部政権は、「モリカケ問題」から「桜を見る会」、「検事総長の任期問題」など、多くの国民からブーイングが浴びせられていることを無視して、緊急事態宣言をしようと躍起になっていますが、国民をウィルスから守り、生活を保障しようとする強い熱意は感じ取ることができません。
滋賀でも感染者が増えてきました。三日月知事の施策も注目しなければなりません。
三密(密集・密閉・密接)を避けて、自らの行動を自らできるように、情報やサービスがすべての市民にわかりやすく、すばやく伝わるよう求めていきます。
2020年4月6日 代表 小坂淑子