国会が6月17日に閉会。18日には東京都知事選挙が始まりました。
昨夜の安倍首相の記者会見は、あらかじめ予定していた記者ばかりが登場して、本当に説明してもらいたいことは誰一人言わなかった。茶番劇そのものです。相変わらずプロンプターが手元にあり、用意された文言を読み上げるだけの我が国のリーダー!
「任命責任を痛感します。心よりお詫び申し上げます。」幾度となくこのセリフは聞きました。実に軽く行動を伴わない言葉。コロナ感染症で国民の心身がどれほど疲弊しているか想像すらできないのではないでしょうか。
国会を閉じずに通年開会にしてほしいという野党の申し入れも取り上げないのに、あろうことか「憲法改正」の決意を述べる場を与えることは筋違いではないでしょうか。自民党総裁として記者会見に臨んでいるのではないという弁えが無さすぎます。
私たちは、コロナ禍で巣ごもりに協力しました。血液や唾液で抗体検査やPCR検査ができるようになったことを広く国民に知らせ、安心して日常生活のできる状況を政治の力で作るべきであると訴えています。滋賀県や各市町にも県民に寄り添った政治を強く要請します。
1 個のコメント
九州をはじめとする日本各地で、甚大な洪水被害が出ています。しかし国会議員の動きが全然出てこない。通年国会にして、その都度起きる問題に対処するようにしなければ、存在意義がありません。小選挙区制になって、死票が増えた。自民党議員ばかり当選します。これに対し、社民党は僅か4人。負担が大きすぎます。
それでですよ。病気にかかっても、生活苦になっても、災害に遭っても、政府がすぐに助けてくれない。本来ならば、災害が発生した日に臨時国会を開かなくてはなりません。ところが現状では、年間の半分しか開かれていない。国会議員の歳費が高いのは、責任が大きいからですよ。安倍首相が自ら率先して開催しなければならないのに。それをしない。責任放棄と言っても、過言ではありません。
しかも災害が起きれば、ボランティア募集。これ、大問題なんですよ。洪水が起きれば、あちこちに破傷風菌が散らばる。下手したらボランティアに行って、逆に重い病気になる。それだけではなく、怪我したらボランティアどころではない。もしボランティアするにしても、完全な防護体制を整備して、その上で損害保険と契約しないといけませんが、その辺の態勢は全くできていません。
テレビや新聞が小泉以来、自己責任論を広げたことから、日本では何でもかんでも自己責任論が幅を利かせていますが、それならば政府はいりません。何のために10%もの高率な消費税を徴収しているのか。亡くなった父も言ってましたが、国民に対して戦時国債を押し付けたり、陸海軍の兵器を買うために愛国号、報国号への寄付を強制したり、戦前・戦中は苦しい生活だったそうです。
「かつての誤りを繰り返してはいけない。」この言葉をいつも頭の中に入れて活動しております。