社民党滋賀県連合は、参議院選勝利に向けての取り組みを強めるため、3月と4月の2回にわたって福島みずほ党首、大椿ゆうこ副党首を招き市民集会を開きました。ともに80名近い人たちが参加して、政党要件のかかる厳しい選挙戦を全力で闘う決意を固める場となりました。特に4月20日の集会は再選を期す副党首の「キックオフ集会」として、京都府連合の中村代表、来住幹事長、福井県連合の吉田幹事長他2名のご参加も頂き大きな盛り上がりが見られました。
福島党首は、これまで自民党の反対で実現しなかった「選択的夫婦別姓」「再審法」などを成立させるチャンスが来ているとの認識を示され、「社民党の声を大きくして流れを変えたい」と訴えられました。そして、「税金の使い方がまちがっている。教育、医療、福祉、介護に使うべきだ」と述べられ「物価高で国民生活が極めて苦しくなっている今、食料費の消費税はゼロにすべきだ。これを社民党の政策の中心に据えて選挙戦を進めたい」と強調されました。
大椿副党首は、繰り上げ当選から2年間に30回も質問に立たれ、非正規労働者の生活改善や人権改善などをテーマに、政府に厳しく迫って来られた活動を動画で生き生きと報告されました。副党首は「私が国会にいる役割は有期雇用を無くすこと、非正規雇用の入り口規制は私の1丁目1番地」と強調され、「外国人を劣悪な環境で働かせる考え方が技能実習制度につながっている」と指摘、「戦後処理が放置されている問題」として長生炭鉱の遺骨収集を政府に迫っていることも話されました。
さらに、党首、副党首は口を揃えて、軍事費だけが爆発的に増額され平和が脅かされていると指摘され、「戦争ができる国から戦争をする国にしようとしている」と警告、トマホーク1発が65億円もかかる事実を挙げて、「ミサイルよりもコメを」と国民の命と生活を守る戦いの重要性を訴えられました。両日共、7月の参院選に向けての熱い集会となりました。ご来場くだされた方々有難うございました。さらにご支援ご支持よろしくお願い申しあげます。
5月 02 2025