5月12日は、「脱原発をめざす市民の会」の定例学習会の日でした。今月のテーマは、「近江八幡市地域防災
計画の原子力災害対策編」を学習しました。近江八幡市は福井の原発から60km~70kmになります。
原発に事故が起これば、この地域は夏季以外は、北西か北北西の風が吹きます。当然にして、この地域に
放射能が降り注ぐことになます。市の防災ハンドブックには、「コンクリートに避難せよ」と言っていますが、
どこに窓ガラスのない建物があるか明示していません。避難指示もいつ出るかの心配もあります。
連絡待ちでは、被害を受けることになります。そこで、「自分がどうやって逃げるか」と考えたほうが
良いのではないかという意見も出ました。ともあれ、市の防災計画は、上意・下達のもので、
具体的なものが載っていません。市民の命の問題であり市の条例にすべきというまとめになりました。
5月 14 2014