今こそ 土井たか子さんの志と共に

9月23日午後、土井たか子さんの5周忌にもあたり、縁の地で「今こそ土井たか子さんの志と共に」と掲げた集会があり、各地から、社会党の時代からともに歩んだ人、社民党になって引き継いでがんばっている仲間が、党内外から集まった。

日本国憲法の中でも、なかなか実現されてない男女平等を国会の中で追求する若い頃の土井さん。

一生懸命働いている人が、今日や明日の暮らしを考えていることと、国会の議論とがかけ離れていることに問題があると指摘。

消費税が創設された頃の議論では、「何のために必要な税金なのか、聴けば聞くほど、答弁が定まらない。こんな税政はダメ!」と、街頭で演説。聞き入る市民の人たちは、暮らしと政治を身近に感じ、熱心な姿が映し出されて、改めて、今年10月の10%への引き上げへの警鐘を鳴らしている。当時予見した、一たび消費税が始まれば「打出の小づち」のように、一振りするたびに増税され、逆進性が強まり、弱者を痛める制度になるので、絶対反対! だった。

 

 

佐高信氏の基調講演に続き、福島みずほ参議院議員が、憲法改悪路線を進む安倍政治に対する考えを説いた。亡き土井たか子さんを偲ぶ会ではなく、またがんばろう というそれぞれの思いと連帯を深め合える集いだった。

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