原発のない社会へ びわこ集会 500人結集!

社民党は社会党時代から核と人類は共存できないと一貫して原発に反対をし、行動で示してきました。今回迄の原発のない社会への集会には「ミニ展示」「うどん販売」やデモ参加をしてきました。今回はコロナウィルス感染を防ぐためとして集会のみとなりましたが、原発のない社会を共に目指していきます。

プログラムを精選した2020集会「忘れない フクシマ 守りたい いのちとびわ湖」のスローガンに共鳴した人たちが、開催時刻前から続々と膳所城公園に押しかけて来られました。3月7日は晴れ渡り、500人を結集しての開催となりました。

 

集会は「おしどりマコ・ケンさんのトーク」後、13時30分から始まり、初めに主催者を代表して、呼びかけ人、畑明郎氏が東日本大震災と福島事故の犠牲者に黙とうを呼びかけ、参加者は1分間捧げました。

呼びかけ人代表 畑氏挨拶は以下の通りです。
「福島事故から9年経過後、事故は収束せず廃炉の見通しも立っていません。現在も大気中に放射性物質が放出され、汚染水は溜めるだけで、120万トン以上に達し、海洋放出をもくろんでいます。今も4万人を超える避難者は、経済的・身体的に追い詰められています。事故収束作業の従事者は被爆労働を強いられています。福島では、甲状腺がんが見つかった子供たちや健康異常を訴える人々は増え続けています。

しかし、安倍政権は、福島の帰宅困難区域を解除し、汚染地への帰還を強要し、自主避難者への支援を打ち切り、汚染地でのオリンピック開催を強行しようとしています。大多数の国民の反対を押切って、川内・伊方・高浜・大飯原発の再稼働を強行しましたが、原発差し止め訴訟により高浜や伊方原発の再稼働を一時止めました。その後、関電の原発ブラックマネーの発覚やテロ対策遅れ、トラブルによる稼働停止が相次いでいるにもかかわらず、高浜や大飯などの老朽原発のを再稼働させようとしています。

滋賀県の一部は、高浜原発や大飯原発から30キロ圏内にあり、重大事故が起これば、避難はほとんど不可能です。また、びわ湖の湖水や湖底に放射性物質が溜まり、長期にわたって近畿圏1500万人の貴重な水源が失われ、土壌も汚染されるため、西日本も安心して住めなくなります。

びわこ集会に集う私たちは、福島事故を忘れることなく、原発のない社会を作り上げる決意を新たにしています。これからも頑張りましょう。」

嘉田由紀子参議院議員 国会報告を含めて(来賓あいさつ)

①国会で反社会的勢力の定義について、法務大臣が応えない。政府が法解釈を都合の良いように変更する。日本は無法国家になったのか。法務委員会で強く問い質していきます。

②福島をはじめ被災地は、道路などハード面ではよくなっているが、人々の暮らし・生活がよみがえっていません。そこに力を入れていきたい。

③知事時代、事故後SPEEDIデーターを政府が公開しない中で、滋賀独自のシミュレーションデーターを分析し、厚労省に掛け合った時、琵琶湖が汚染され、水が飲めなくなる と指摘すると、役人は給水車があるから大丈夫だと言った。では、何台給水車があるの? て問いただした。

役人って真剣に考えていない。地元の私たちが声をあげる必要があります。声をあげて、原発のない社会を目指しましょう!

メッセージ 三日月県知事、平尾米原市・小西近江八幡市・佐藤大津市各市長、藤澤日野町長から寄せられました。

原発のない社会へ20202びわこ集会のブログ2回目は、基調報告掲載予定です。

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