新党員も力強く決意
【滋賀】滋賀県連の「秋の研修会」が、11月26日、大津市で開催され、全国連合の服部良一幹事長の「社民主義を実現するための社民党の役割と展望」と題する講演に30名の党員やサポーターが熱心に耳を傾けた。まず改憲反対を願う「九条のうた」を全員で歌って和やかな雰囲気の中で始まり、小坂淑子代表のあいさつ、平尾道雄米原市長の連帯のあいさつがあった。平尾市長は、米原市の「平和の礎」を建立する取り組みを紹介し、自治体における平和行政の意義を強調した。
服部幹事長の講演では、参議院選から見えるもの、国会情勢、統一教会、軍拡、社会保障など幅広い分野にわたって我が国の現状と社民党の課題や展望が明確に説得力をもって示された。その後の質疑応答には、次々と手が挙がり活発な議論が交わされた。新入党員の山下さんは「いま社民党の考え方は一層必要とされている。武器を持つのか生活を大事にするのか、『武器かメシか』といった軍事増強へのわかりやすい反論、問題提起をしていく必要がある」と決意を込めて訴えた。
最後に幹事長は、「『がんこに平和』『くらしが一番』のスローガンのもと、社民党だから言えることをわかりやすく提示しながら、議論を深めていきたい。ピンチをチャンスに変える意気込みで、社民党の本格的再建をめざして頑張りましょう」と締めくくった。