社会新報(10/31主張より)
今回起こった米兵の集団強姦(ごうかん)致傷事件は、沖縄の基地問題の決定的展開を告げる出来事だった。
沖縄では「空にオスプレイ、夜道に米兵」という恐怖のことばとなっている。
ここで、日米地位協定の改定問題を改めて浮上させた。09年の政権交代時・社民・民主・国民新の3党
連立政策合意に「沖縄県民の負担軽減の観点から、日米地位協定の改定を提起し、米軍再編や在日米軍基地
のあり方については見直しの方向で臨む」とされていた。
ところが3党案公表後「重要な案件以外、日本側は裁判権を放棄する」との53年日米密約があることが
機密解除された米公文書から判明した。法務省がその存在を裏付ける通達など関連資料の閲覧禁止を
国会図書館に要請、一般非公開になるという事態が発生した。
協定改定こそ、「密約をきっぱりと清算する」道に他ならない。
10月 30 2012
沖縄米兵暴行事件、地位協定の改定を米側に提起せよ!
10月 18 2012
新報まつりのおしらせ
今年の新報まつりは、東近江市にある滋賀県平和祈念館を訪れます。
この祈念館では、県民の戦争体験を語り継ぎ、戦争の悲惨さや平和の尊さを学び、平和を
願う心を育むための拠点となる施設です。期間中、八日市飛行場の展示がされています。
見学のあと、参加者で戦争・平和について討論します。
また昼食は、永源寺の「香想庵」にて、「鹿ロースト」または「イワナのしょうゆ煮」の
大皿料理をいただきます。
日時は、11月22日(木)
集合場所は、JR近江八幡駅南口 10時30分 (観光バスにて平和祈念館へ)
参加料金は、3,000円
申し込みは、社民党滋賀県連合TEL:077-522-2572 までお願いします。
香 想 庵
10月 06 2012
「隠された被曝労働者の実態」樋口健二さんの講演会
10月 03 2012
オスプレイの普天間配備に抗議する
米海兵隊の垂直離着陸輸送機MVオスプレイ6機が、一時駐機していた岩国基地から普天間飛行場に
飛来し、配備された。
沖縄県議会と宜野湾市議会をはじめ沖縄県内の全41市町村議会でオスプレイ配備に反対する決議
や意見書が議決されている。9月9日に開催された「オスプレイの配備に反対する県民大会には」
同時開催の離島の集会を含め10万3000人が参加、県内の41市町村の首長・議長が出席して
オスプレイ配備反対を決議した。沖縄県民のこうした明確な意思を無視し、配備を強行したことに
強く抗議する。
すでに9月末には、普天間飛行場の主要ゲートが市民によって封鎖されるなど、非暴力直接行動
による抵抗が始まつている。オスプレイの危険性や環境への影響に関する県民の不安をなんら払拭
できないまま、配備を強行することは言語道断であり、断じて受け入れることはできない。
社民党は、オスプレイの強行配備に強く抗議し、直ちに配備を撤回することを要求する。
9月 07 2012
脱原発基本法案が衆議院に提出!
7月 17 2012
さようなら原発集会に17万人!!
7月 05 2012
マイクロ水力発電実験をプラントを見学して
6月 30 2012
6.29緊急!大飯原発再稼働決定を撤回せよ!首相官邸前抗議集会
6月 21 2012
憲法擁護・原水爆禁止滋賀県民会議総会報告
6月19日、滋賀県教育会館において「憲法擁護・原水爆禁止滋賀県民会議」の第16回総会が開かれた。
福島原発事故が未だに収束していない中で、「大飯原発3・4号機」の再稼働がされようとしている。
原発推進側の動きが強まるなかで、二度と再び核被害が起こしてはならないとする原水禁運動の根本が
問われいる。
そのような情勢の中、2012年度の運動方針は、①憲法改悪に反対し、憲法理念を実現する取り組み
②平和・人権を守る取りくみ ③核兵器廃絶に向けての取り組み ④原子力政策の根本的転換と脱原子力
に向けての取り組み ⑤偏狭なナショナリズムに基ずく教育改革を許さない取り組み ⑥多文化・多民族
共生社会に向けた人権確立のとりくみ等の項目を採択した。
当面自治体要請行動を7月10日と11日に県内の市役所を回ることになる。
6月 08 2012
大飯原発再稼働に関する知事への要望書を提出
2012年6月7日
滋賀県知事
嘉田 由紀子 様
社会民主党滋賀県連合
代 表 小 坂 淑 子
大飯原発再稼働問題に関する要請書
梅雨を間近に不安定な天気が続く今日この頃です。
嘉田由紀子知事には、「卒原発」の考えのもと、日夜ご奮闘いただいておりますことに、
心より敬意を表します。
さて、夏場の電力不足キャンペーンが日に日に大きくなる中で、大飯原発の再稼働問
題が、私たち県民の願いとは遠く離れた状況で決定されようとしております。とりわけ
夏場限定の再稼働などという方向は、福島第一原発の大事故の究明と教訓が何ら活かさ
れないばかりか、むしろ被災地の人々の塗炭の苦しみを踏みにじる経済優先の暴論と言
わねばなりません。
大飯原発はプラントそのものの安全性確保はいうまでもなく、万一重大事故が起こっ
たときの対策も全く講じられていないばかりか、放射性廃棄物処理についても明らかに
されないままです。5月30日関西広域連合の声明を認めざるを得ませんが、地震大国で、
再び原発事故が生じた場合、最大の環境破壊と人権の蹂躙の責任を、誰がとるのか厳し
く問われていることから、私たちは、これまでの脱原発政策を、さらに確証を持って追
求しなければならないと考えています。
つきましては、次の事項について、滋賀県として一段と力強く取組まれますよう、要請
いたします。
記
1.一時的な経済の停滞よりも琵琶湖と命が大事の観点から、「被害地元」の立場を一
層強め、再度、政府や電力事業者に働きかけられること。
2.ピーク時カットの仕組を解りやすく広報し、県民・事業者の節電・省エネ取組を支
援されること。
3.自然エネルギーの導入促進を始め、卒原発の道筋を明らかにされること。
4.環境放射線や食品の放射線量の測定を行い、常態の線量を県民に明示されること。