大津にて「いのち・くらし・憲法」集会を開催

 憲法を暮らしに活かそうと100名近くが参加
 憲法記念日の5月3日、大津市において「いのち・くらし・憲法」集会が開催された。渡辺武達
同志社大教授の基調講演に続き山仲善影野洲市長・小坂淑子教育総研滋賀代表を交えたパネルディ
スカッション及び参加者との意見交換が行われた。
 世界に類を見ないすばらしい理想に近い日本国憲法を現状に合わないからといって改正するのは
もってのほか、改正の暴走を止めなくてはならない。
我々のできることは、生活意識の中から一番身近なところで訴えていくことが大事であること。
憲法をくらしに生活に生かされていないことを問題視していかなければならないこと。
具体的には、結婚して子供を産み・育てられることもできない低賃金。いつ首を切られるかビクビク
しながらの働き方でいいのか。ケガや病気になったとき、診てもらえる病院があり、回復した時に
復帰できる職場があること、障害者にも働く場があること。親をなくした子供たちも教育・生活が
人並みに保障されていること。高齢者も気兼ねなく暮らしていける年金や医療、介護などが整って
いることなど憲法を暮らしの中に活かしていくことを我々はもっと主張していかなければならない
と感じた集会であった。
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強い国よりやさしい社会

戦争の犠牲の上に、日本国民が戦後手にした平和憲法が今、最大の危機に直面しています。
総選挙の結果、会見をめざす安倍自公政権が誕生しました。衆議院の改憲勢力は改憲案を
国民投票にかける為の国会発議に必要な総議席の3分の2を超えています。
参議院でも3分の2超を占めることを許せば、憲法改悪は現実の問題となります。社民党は、
憲法を変えるのではなく、憲法の理念を具体的に実現することこそ必要だと訴えています。
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東近江市立蒲生病院から蒲生医療センターへ

本年4月1日より東近江市立蒲生病院は、「蒲生医療センター」に変わりました。
医療センターといってもベッド数19床までの診療所です。
 地域の人々は、「病院として残してほしい」という多数の住民の要望だったのですが、
残念です。
東近江地域の医療は、国立病院機構滋賀病院を中核病院として220床から320床に、
そして滋賀医科大学と連携をして医師を増員し、新たに東近江総合医療センターとなります。
ですから、蒲生病院は医療センターという名の診療所になったわけです。
その医療センターで「家庭医」を養成して、医療介護・在宅看取りの「滋賀モデル」を
つくるとされています。地域の人々は、その家庭医に期待を寄せていますが、果たして
定着するかどうか、地域の医療が今後どうなるのか心配と不安でいます。
 社民党第4支部連合は、蒲生病院の存続を要望してきましたが、引き続いて地域医療の
質が確保されるように見守り、要望もしていきたいと考えています。
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滋賀県の原子力防災

滋賀県は平常時から環境放射線のモニタリングを実施して、緊急時における原子力施設からの放射性物質
または放射線の放出による県内の影響評価に用いる比較データの収集に努めている。
黄色地帯 甲状腺被ばく等価線量(100mSv以上500mSv未満) コンクリート屋内避難地域
放射線監視モニタリングポスト(原子力発電所から放出される放射線や放射性物質を監視するため、
高線量まで測定できるモニタリングポスト)
環境放射線水準調査モニタリングポスト
 (平常時の環境放射線を測定する低線量のモニタリングポスト)
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滋賀県の原子力防災より

滋賀県連合の代表者会議を報告

3月23日、長浜勤労福祉会館にて「社民党滋賀県連合代表者会議」が開かれた。
この代表者会議は、昨年末総選挙の敗北を総括し、7月の参議院選に勝利する態勢を
作ることにある。
 会議に来賓として出席された平尾米原市長は、185票の僅差で選挙に勝利することが
できたのは社民党の力が大きいかったと
会議では、①各支部ともポスター・ビラ配布・駅頭立ち等精一杯の取り組みをやったことの
報告②全国連合の総選挙総括は、「未来の党に対しての協定での混乱」「選挙直前での幹部
離党問題」はもっと深く丁寧な総括を③有権者の意識、特に若い人の意見をどう組み上げた
らいいのか等、熱心に討論がされた。
 この代表者会議では、7月の参議院選勝利に向け、頑張る決意を固め合った。
そして、新しい幹事長に木戸進次氏を選出して閉会した。
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社民党滋賀県連合代表者会議を開催予定

3月23日、長浜市の湖北勤労福祉会館「臨湖」にて、社民党滋賀県連合代表者会議を開催します。
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東日本大震災から2年 原発事故は人災、救済に全力を

東日本大震災および福島第一原子力発電所の事故発生から、2年が経過をしました。地震や津波
等で亡くなられた方々のご冥福をお祈りします。また、ご家族の方々、今なお困難な避難生活
を強いられている方々に、心よりお見舞い申し上げます。
深刻な放射能被害が続く福島より(社会新報3月13日号)
 福島の佐藤達彦さんの話
ふるさとを奪われ、この先の暮らしが立ち得ない現状や放射能汚染に苦悩する県民の生活、
そして被曝労働に依存する原発収束作業など、事態は事故直後と一向に変わらない。
震災関連死、要介護者の増加、除染処理・賠償の遅れ、検診・健康調査の遅れ、子供たちの
健康や教育への懸念など、求められているのは復興ではなく救済である。
 死に絶えたふるさとで、傷も激しく朽ち果てた家も散在する中、野生化した動物がかっぽ
する光景こそが、かって原子力で栄えた町の末路である。脱原発・廃炉、そして原子力に依存
しない町づくりが復興の柱であることを強く確信していると。
 社民党は、震災や原発事故を「風化」させることなく、被災者や国民の思いに寄り添った
「人間の復興」「生活再建」の実現に全力を尽くします。また、この間多くの国民と共有した
「核と人類は共存できない」との確信を形にするため、脱原発基本法案の成立を図り「脱
原発社会」の実現をめざします。

社民党近畿ブロック研修会に参加

2月16日
京都府綾部市にある綾部ホテルにて、社民党近畿ブロック研修会が開かれた。
研修Ⅰは、前衆議院議員の服部良一氏より「憲法改悪阻止に向けて」の講演
研修Ⅱは、AMネット代表理事の松平尚也氏より「TPPの最新情勢と問題点」の講演
2月17日
研修Ⅲは、原発事故被災者、綾部に避難中の井上美和子氏より「福島第1原発事故報告と
 現在の問題点」を講演
研修Ⅳは、弁護士の南 和行氏より「今何故社会民主主義か若手弁護士の挑戦」の講演
で2日間盛況に開かれました。
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福島の被災者を迎えて交流会

 2・19日、滋賀県教育会館において、3.11に被災された福島県連合の佐藤達彦さん
を迎えて交流会が開催された。
 
 滋賀県連合は、昨年から被災地支援のため畑を借り野菜を福島の避難されている人たちに
送る活動を続けている。そこで、今回野菜の御礼方々滋賀を訪問され交流会になったわけである。
佐藤さん自らも双葉町の住民として被害に遭い、現在避難されている身での体験にもとづく
お話をされた。なかなか進まない除染・放射線量の高いところで暮らさざる得ない人が400
万人いる現状・福島の原発では、現在汚染水が海へ、地下へそして水蒸気になって漏れて
いる現状・原発事故対応で毎日3,000人が働いていて、被ばく管理がズサンなために新たな
被ばく労働者が生み出されている問題等々の話しをされた。
 福島の避難されている人たちは、ふるさとを奪われ・人生を奪われた。
原発を止めるために全国的な闘いをしなければならないと結ばれた。
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2013年新春旗開きと未来スクールを開催

1月12日県連合は、「未来スクール」と「新春旗開き」を滋賀県教育会館で開催をした。
「未来スクール」には、前衆議院議員の服部良一氏を招き「これからの運動を考える」と題して
の講演をしていただいた。滋賀県の社民党の比例票は、7736票と前回09年衆議院選27105票に比
べると激減である。全國票は、300万票が142万票とこれまた減っている。まさに、惨敗を
期したわけである。服部氏は、自民党安倍政権の反動的姿勢は必ず矛盾が出てくると。
その時には、必勝を期して頑張らなければならないと締めくくられた。
 続いて、行われた「新春旗開き」には、約50人が参加をした。小坂代表は、滋賀は嘉田知事
が未来の党を立ち上げるという無謀な行動に出たことが、社民党への侵食という形で現れ、
惨敗ということになった。
 しかし、スローガンだけ叫んでいても、有権者には分からず暮らしに根ざした日常の言葉と
行動で示すことが大事だ。党員一人ひとりの発信力を強めることこそ今後必要なことであると
問題提起された。
 来賓に連合滋賀の山田会長を始め何人かの人からお祝いの言葉を受け、和気あいあいのうち
に終了した。
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