越 直美大津市長との意見交換会

本年1月の大津市長選挙で越 直美さんが現職を破り大津市長に当選をしました。
社民党は越 直美さんを推薦して闘いました。
越さんは、当選後「公用車の見直し」や「喫煙室のとりつぶし」など前市長の負の遺産を
次々と改革しています。
 今回初めて大津市在住の党員10名と意見交換を行いました。
①山崎砂利の汚染土壌洗浄問題を始め、大津市内での廃棄物行政について
②福井県内の原発事故などに備えた防災計画や自然エネルギーの導入・省エネルギー
 について
 以上2点について意見交換を行いました。
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原発ゼロをきっかけに脱原発社会に向かって歩みだそう

5月5日、北海道泊原発3号機が運転を停止した。泊3号機の停止によって、国内の50機の原発がすべて止まり、
はからずも「原発ゼロ」の日本が実現することとなった。政府は「原発ゼロ」となる事態を避けるために、
関西電力大飯原発3・4号機の再稼働を急いだが、原子力の信頼を回復し稼働させるには至らなかった。
 滋賀県でも大津市・西武百貨店前にて「さいなら原発・びわこネット」による5.5大飯原発再稼働に反対
する街頭宣伝行動に社民党も参加をした。
①福島第1原発事故によって根本的信頼を喪失した原子力安全・保安院と原子力安全委員会には安全性評価
を行う資格はない。活断層の連動の可能性や地震・津波の想定見直し、防災指針や体制の見直しもいまだ
途上である。
②核と人類は共存できない。福島第一原発事故の被害を再び繰り返すことは断じて許されない。福島第一
原発の事故の原因すら十分に解明されていない中で、原発の再稼働を議論する前提自体が存在しないの
である。
  政府は今夏の電力不足や発電コストを理由にあくまで原発再稼働を目指しているが、早期の原発再稼働
をはっきりと断念すべきだ。
③「原発ゼロ」を前提に、電力需要の抑制や省エネ・節電の徹底、安全な電源の確保こそ全力で取り組む
べきである。
④安全神話が崩れ、国民世論は「原発反対」に大きく傾いている。「原発ゼロ」を境に「脱原発」を宣言し、
日本の豊かな自然と安全な生活環境を後世に残していくことが、我々の使命である。社民党は、太陽光・
風力・地熱発電・燃料電池など再生可能な「自然エネルギー」社会への早期転換を追及し、「脱原発社会」
の実現に全力をあげる。
さいなら原発(1)

原発再稼働に反対する街頭宣伝に参加します。

5月5日は、全国で唯一稼働している泊原発が止まる日です。そして、この日は全国の原発が
一基も動いていない日になるのです。「さいなら原発・びわこネットワーク」は、大津市
西武百貨店前の「馬場児童公園前の道路」にてチラシ配布・街頭マイクでのリレー宣伝・
その他総意工夫をした取り組みをします。
4月26日、福井県大飯町では、大飯原発3・4号機の再稼働について、経済産業省・柳沢副大臣
による説明会が開催されました。全国から参集した反原発・脱原発グループの「再稼働に
反対しましょう」「「不安は不安と言いましょう」等の激励を受けながら、住民の方々は
会場に入場されました。
 野田政権は、この説明会を口実に、大飯町長・福井県知事の再稼働の了解をもって大飯
原発3・4号機を動かそうともくろんでいるのです。原発再稼働に反対!!
大飯原発3.4号機
写真は大飯原発3・4号機

嘉田滋賀県知事の「びわ湖を福井原発から守るために」

4月14日(土)、滋賀県連合は、社民党近畿ブロックとしての女性党員研修会・交流会
を開催した。第1日目の講演会では、滋賀県知事の嘉田由紀子さんから「近畿1450万人の
飲料水・びわ湖を福井原発から守るために」と題して講演を受けた。この講演会は、公開と
したので多くの県民の参加があった。
○びわ湖が万一放射線で汚染されたらびわ湖の水を命の水としている関西圏1450万人の
 地域に被害が拡大すること。
○関西電力は、「日本海側に太平洋岸のような高い波は想定されない」「冷却電源も含めて
 安全を担保している」と説明しているが、日本海側でも奥尻島のような津波被害は発生
 した。福島の事故は、津波の前に地震によってどれだけ原発が破壊されたのか、
 データーが開示されていない。
○福島第一原発の事故時の3月15日に放出されたと推定される放射性物質放出量と同量が
 美浜原発から放出されたとしたら、滋賀県内にどのような影響がが出るかということ
 を地図をもちいて詳しく説明された。
知事は、「原発を止める勇気」を持たないと、今後起こるかもしれない地震災害に伴う
原発震災でまさに日本は物理的に沈没するだけでなく、経済的にも社会的にも沈没して
しまうと語られた。
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香川県豊島(てしま)の汚染土壌、大津市への持ち込み反対!!

 4月7日、香川県豊島の汚染土壌の一部を大津市の北部に持ち込む問題で和迩川流域の環境調査が行われた。これは、香川県豊島の汚染土壌が和迩川流域の山崎砂利商店(株)に搬入され、早ければ今年5月から同工場内で水洗浄される予定であることから実施された。この調査には、地元住民の呼びかけで「廃棄物対策豊島住民会議」顧問の中地重晴熊本学園大学教授を始め沢田たか子県議や社民党関係者らも参加した。法的にも住民への情報公開が認められているが、当日、Y社は、一行の立ち入りを拒否した。
 この問題は、昨年7月に偶然、一般市民がインターネット上で知ったのがきっかけで公になった。大津市が正式に公表したのが同年の11月。香川県は汚染土壌処理施設がある大津市などと事前協議は全くしていない。豊島から持ち込まれる汚染土壌に含まれる鉛(貧血や神経障害等を起こす)やヒ素(発がん性がある)などの重金属は、水処理では処理できず濁水や汚泥に移り、汚染を広げることが懸念される。和迩川はびわ湖に流れ込み近畿1,400万人の水源にも影響を与えるのである。
この処理をするY社は、入札予定価格の1トンあたり12,000円の約半額の6,045円という超安値で落札。大阪からY社まで約80kmの陸送を含めて1トン当たり3,000円以上はかかり、このような低コストで十分な処理が出来るのか疑問視されている。
Y社は、過去に土砂崩れ、汚泥や濁水の流出事故を頻繁に引き起こしている問題企業である。視察後、中地教授は「他の地域に迷惑をかけることは、豊島住民の意思ではない。香川県はY社との契約を解約したほうがよい」と語った。
豊島(2)
香川県豊島。産廃投棄現場は、白いシート 
でおおわれ、汚染された土砂を重機が採取  
している。左上に中間保管・梱包施設が
見える。

大津で大飯原発再稼働反対関西集会

原発事故による放射能汚染からびわ湖を守ろうと、4月7日「大飯原発再稼働を許さない
4.7関西集会」(同集会実行委主催)が大津市内で開かれ、大阪・京都・滋賀から約600人が
参加した。
 びわ湖から冷たい風の吹きつける会場に、服部良一衆議院も駆けつけ、「再稼働をめざす
野田内閣の安全基準はデタラメだ。力を合わせて、もんじゅも核燃料再処理工場も止めて
原子力ゼロの社会をつくろう」とあいさつ。
 福島県南相馬市から大津市に避難している青田勝彦さんは、「東電の事故隠し体質が
福島原発事故を招き、15万人が故郷を離れて暮らす事態になった。比良さんの向こうに
若狭の原発があると思うと、大津で安心して眠れない。みんなで大きな声を出して再稼働
を止めよう」と報告。
 集会実行委共同代表の大谷和雄さん(滋賀県教組委員長)の「近畿圏は原発の地元だ。
安全な原発などない。命より大切なものはない」との訴えを受けて、デモに出発。
関電滋賀支店前では「関電は大飯原発を再稼働するな」「原発からびわ湖を守ろう」と、
抗議のシュプレヒコールを行った。
4.7集会(1)
4.7集会(2)

「卒原発」滋賀県知事の講演会に参加を

卒原発で頑張っている滋賀県嘉田知事の講演会が開催されます。
近畿1400万人の飲料水・琵琶湖を福井原発から守るために、嘉田知事は「卒原発」を
提唱されています。
滋賀県の再生可能エネルギー対策の取り組みは、
 ①太陽光発電の導入率は関西一でこれから既成個人住宅へも補助をします。
 ②バイオディーゼル燃料によるバスの利用モデル事業などに取り組んでいます。
 ③今後は、再生可能エネルギーの導入と関連産業の振興、研究開発の促進を柱とした
  プランの策定をします。
 ④積極的に再生可能エネルギーの推進を図り、ゆくゆくは原子力発電所に依存しない
  社会づくりに向けて、県としても汗をかきます。
となっています。皆様、下記の日程での開催です。参加よろしくお願いします。
  と き  4月14日(土) 13時30分~16時
  ところ 近江八幡市中村町21-6 「グリーンホテルYes近江八幡」℡0748-32-8180
  テーマ 近畿1400万人の飲料水・琵琶湖を福井原発から守るために!
  内 容 講演と話し合い
  講 師 嘉田由紀子滋賀県知事
  参加費 500円
  問い合わせ 社民党滋賀県連合 ℡077-522-2572

大飯原発3・4号機の「再稼働」を許さない

「福井から未来をひらこう」と3月25日午後1時から福井市中央公園で大飯原発3・4号機の
再稼働に慎重な判断を求める市民集会が開催された。
原子力発電に反対する福井県民会議が主催したもので、滋賀県を始めとした周辺県の平和
フォーラム等を含め約1,000名が集まった。
 開会あいさつの中で福井県民会議議長は、「大飯原発の再稼働を許さない」として、県
庁前で1週間の断食に入ることを表明した。
続いて、山口幸雄原子力資料情報室共同代表は、原子力規制庁の4月1日発足は不可能になり
、原子力の安全・保安院と原子力委員会の旧体制が大飯3・4号機のストレステストの第一次
評価を妥当と判断した。関係4閣僚が住民・県民に説明するというが、旧体制の行為は大変
な誤りである。
 
 ① ストレステストは、原発の安全判断のためのものでない。
 ② 意見聴取会は、審議できない仕組みとなっている。
 ③ 地元の人々の意見を取り入れずに、評価書を作成した。
 ④ 原発の耐震・安全設計・防災の改訂された基準に従うべきだ。
 ⑤ 国会の福島原発調査委員会の結論を取り入れなければならない。
 ⑥ 電力不足を懸念して、政治家が政治判断をしてはならない。
と大飯原発3・4号機再稼働は、全国の原発群の再稼働に直結し、第二の福島を連発させか
ねない。拙速な再稼働に毅然と反対しょうと訴えた。
この日はあいにくの天気で、雪やあられが飛び交う中、元気に整然と市内をデモ行進をし、
脱原発・脱廃炉を市民にアピールをした。
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藤村官房長官に原発再稼働をしないように申し入れ

原子力安全委員会は、大飯原発3・4号機の再稼働に関して、再稼働の条件の一つとされる
ストレステスト一次評価について、これを「妥当」とする確認書を出した。
これを受けて、政府の4大臣による「政治的判断」を進めていくことになる。
社民党としては、申し入れ書を官房長官に提出、再稼働にひた走る政府に対して
「再稼働をするな」と要請をした。
再稼働反対申し入れ
http://www5.sdp.or.jp/comment/2012/yousei120322.htm

滋賀県連合第11回定期大会

去る3月17日(土)、滋賀県教育会館にて定期大会を開催をした。
討論された主な項目は、
①原発依存社会からの脱却を求めて
②税と社会保障の改革について
③格差是正について
④農業問題とTPPをめぐる課題について
⑤嘉田県政との関係について
⑥越大津市政との関係について
⑦ダムのみに依拠しない流域治水について
⑧香川県豊島(てしま)の汚染土壌を大津市内で処理する計画について
⑨東近江市立「蒲生病院」の診療所化される問題について
等々を討論した。これらの課題を、支部・支部連合の具体的な取り組みとして戦って
いくことを確認した。討論した各項目については、順次報告することとする。
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