10月19日、老朽原発うごかすな キャンペーン 滋賀県集会が開かれ、原発の検査基準の改悪が計画されていることと、その危険性について、大阪府立大学名誉教授の長沢啓行氏から講演を受けました。
この新検査制度の最大の目的は、電力会社に「安全確保の一義的責任」を課し、フリーハンドを与えることにあります。
今まで | 2020年4月から |
「原子力規制委員会の定期検査で、新品同様に直してから、運転します。」 | 「安全性維持基準に適合していたら、そのまま運転します」と言い換えることになります。 |
原子力規制委員会は、原発の維持管理状況の検査立会、記録確認、規制要件を各段階で確認し、その後、運転開始を許可してきた。 | 原子力規制検査は事業者からの報告確認と監視・評価が任務となる。 |
今までの検査基準が厳しすぎたから、つい事故を隠してしまった。その反省に立って、私達関電が検査の内容、運転期間の延長など全て、法の範囲で責任を持ちます。
ご安心ください。安全は関電が保証します。
*あの隠す!ごまかす!収賄なんでもござれの関電が、検査をして、安全確認もやるんだって。
*国民、住民の命よりも金儲けを一番優先する関電に任せられへん!
*50万円の背広を貰っても平然としている関電が、原発を動かしながら(今までは原発を止めて点検していた)検査をするという。
*原子炉の中の確認は、運転中でできないから推定でする。危険性が増すことまちがいない。
厳し過ぎたから、隠蔽してしまったのではなく、都合の悪いことは隠す体質が問題だ。
さらに、政府が、制度の変更を、十分説明してないことも問題である。
信頼関係が絶対的条件である原発の運営を、関電に任せるわけにはならない。
私たちの安全は「自分自身が努力し、守らなければならない。」と言われても、正確な情報を知らされず、守り切れなかったのが、福島原発事故の教訓ではないでしょうか?
声をあげましょう! 老朽原発再稼働 絶対許すな!