ノースリーブの 大椿ゆうこ候補と 走った選挙

この参議院選挙で、社民党が議席を確保できるか、もしくは2%以上の得票率を成しえなかったら、国政政党の活動が出来なくなる!!  その危機は、社民党の機関会議では常に確認し、選挙終盤を迎え、全国連合から檄が飛ばされて来た。しかし、新たな政党が、魅力的な候補者を沢山擁立したり、単一に近い政治目的で有権者に訴える政党(?)も続出した中で、「社民党が無くなる? それは大変なことや!」 と共感してくださる方もあれば、「それがどうした? あかんから無いようになるんやろ。胸に手ェ当てて考えてみィ!」と厳しい批判もあった。

一旦国政政党要件がなくなると、衆議院選挙の時の重複立候補もできなくなるなど、国会へのハードルが一段と高くなってしまう。憲法改悪の危機に、国政のゆがみを正せなくなるーーー社民党の存亡をかけた選挙であっても、それだけでは全くナンセンス。

大椿ゆうこ候補は、瀬戸際にある社民党であっても、人間らしく働ける社会をつくるために、自ら動き、”変わるのも私たち、変えるのも私たち” と、挑戦者の心をこめて訴えた。首切りされた当事者としての体験こそ、国会審議の中に直接反映させ、憲法を活かし、労働者の暮らしを真に応援できる政治をつくろうと訴えた。はりのある声と、この季節にあったノースリーブで手をあげ、市民にはっきり呼び掛けた。党員も支援くださる方といっしょに、精一杯頑張った。大椿候補の考えに、勇気が湧いてきた。街宣車でも訴えることができた。

 

21日の比例区開票状況では、参議員の当選も2%も不明確なままだったけれど、22日14時の開票状況では、2.09% 吉田ただとも前党首の当選が確定した。滋賀県内では8,531票、うち大椿ゆうこには362人、吉田ただともには435人、仲村みおに161人、矢野あつこに338人の方が投票していただいた。すべて2%枠に効力が発揮された。

一人一票。

一票の重みを改めてかみしめ、参議院議員選挙は終わったけれど、主権在民の社会は続いていき、”従来通り” に流されないように、社民党滋賀県連合は活動していきますので、どうぞよろしくお願いします。ポスター掲出などにご協力いただいたみなさま、ありがとうございました。

 

コメントを残す

メールアドレスは公開されません

このサイトはスパムを低減するために Akismet を使っています。コメントデータの処理方法の詳細はこちらをご覧ください