8月16日は敗戦記念日。東京・千鳥ヶ淵戦没者墓苑での福島副党首の「誓いの言葉」です。

<誓いの言葉>
 社民党副党首福島みずほです。
 社民党を代表し、戦争犠牲者のすべてのみなさんに心から哀悼の意を表します。
 日本人で300万人、アジアで2000万人以上と言われる犠牲者を出し、71年前の8月15日、戦争が終わりました。軍人・軍属、民間人、侵略戦争の被害者、加害者、戦地での被害・空襲被害者、原爆の被害者、男性・女性、大人・子ども・・・戦争の被害者となったすべての人々に哀悼の意を表します。とりわけここ千鳥ヶ淵墓苑は、今も多くの人々の努力によって、海外から遺骨が戻り、埋葬され、眠っている場所です。異国の地で、家族から遠く離れ、亡くならざるを得なかった人たちの無念や苦しみを思うと、2度と戦争をしてはならないという決意を新たにいたします。
 多くの尊い命と人生の犠牲のもとに、わたしたちは、日本国憲法を手にしました。日本国憲法前文は、「政府の行為によって、再び戦争の惨禍が起きることのないようにすることを決意し、主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する」と規定しています。安倍総理は、自分の在任中に憲法を変えることを宣言しました。そして、7月の参議院議員選挙で改憲勢力が3分の2議席を獲得し、これで衆議院、参議院ともに、憲法改正の発議に必要な3分の2以上を改憲勢力が占めることになりました。多くの人たちの犠牲の上に獲得した日本国憲法をわたしたちが持ち続けることができるのかどうか、今、まさに瀬戸際です。
 自民党の日本国憲法改正草案は、憲法ではありません。憲法は、国家権力を縛るものなのに、国民を縛るものになっているからです。「国民は、公益及び公の秩序に従わなければならず、基本的人権は、公益及び公の秩序によって制限できる」・・・このような憲法の尊重義務が国民に課されています。憲法9条を改悪し、自衛隊は国防軍となり、世界中で戦争ができます。憲法違反という概念すらなくなります。
 戦後の日本の歩みを振り返ると、平和を貫くいい国だったと思うときがあります。
世界で武力行使をしない、非核三原則、そして、海外に武器を輸出しませんでした。しかし安倍内閣は、それを全部壊して、戦後をひっくり返し、海外に武器と原発を売り、世界中で戦争をすることを可能にしようとしています。昨年、安倍内閣は、安保関連法、戦争法を成立させました。そして、今、解釈改憲から、明文改憲をしようとしています。
 わたしは、7月26日と27日、8月5日から8日まで沖縄の高江にいました。オスプレイパッドをさらに4基作る工事を、安倍内閣は強行しています。基地機能の強化です。戦争への加担への道です。71年前の沖縄の地獄を絶対に繰り返させないために、人々は抵抗し、頑張っていました。沖縄県議会は、中止を求める意見書を政府に提出をしています。安倍内閣は、民意も地方自治も無視しています。7月22日には、県道を封鎖し、管理者である県の職員まで排除し、市民のテントの強制撤去を行いました。県道の上のテントを壊し、持ち去り、保管をする権限は防衛省にはありません。この暴挙のなかで、4人が救急車で運ばれました。これは、自民党日本国憲法改正草案のなかに規定してある緊急事態宣言の先取りではないでしょうか。内閣が、法律を無視、あるいは、変えることができるのです。法の支配などどこにもありません。戒厳令の先取りです。
 高江のこのような状況を許してはなりません。高江の状況が、日本の近未来になってもなりません。わたしたちは、平和主義、法の支配、立憲主義、基本的人権の尊重といった日本国憲法の価値が、真に実現される社会こそめざしていきます。
 
 戦争犠牲者のみなさん、私たちのそのような努力をどうか見守っていてください。そして、「憲法改悪をさせない」というわたしたちの決意と行動にどうか力をお与えください。
 わたしたちは、2度と戦争犠牲者を出さないために全力を尽くすという決意を申し上げ、心からの誓いといたします。
               
              2016年8月15日 
               社会民主党 副党首 福島みずほ

第24回参議院選挙結果について(社民党全国連合声明)

第24回参議院議員通常選挙の結果について(声明)
 昨日、第24回参議院議員通常選挙が投開票されました。社民党は、「アベ政治の暴走を止める」とのスロ
ガンを掲げて、比例代表で現職2名を含む公認7名、選挙区で公認4名を擁立し、「2議席以上、250万票以上
」の獲得目標に向け総力を挙げました。しかし、改選2議席を死守できず、当選は1名のみと極めて厳しい結果
となりました。社民党の政策や主張に期待し投票してくださった方々に、心から感謝申し上げるともに、温かい
ご支援・ご声援をいただいた国民・有権者の皆さんのご期待に沿えなかったことをお詫びいたします。
 32の1人区では、社民党が野党共闘の「要石」として、候補者一本化と共通政策策定に努力し、4野党(社民
・民進・共産・生活)統一候補を実現し、また2人区でも野党候補3名を推薦し、全員当選をめざして闘いました。
候補者は各地で互角の戦いを繰り広げ、14名(うち1人区11名)の当選をかちとることができました。なかでも、
福島での野党統一の増子輝彦候補の当選や、「オール沖縄」の闘いによる伊波洋一候補の当選は、現職2閣僚
を下す成果を上げました。
 社民党は、今回の参院選を、民主主義・立憲主義・平和主義を国民の手に取り戻し、憲法改悪を阻止する極
めて重要な闘いと位置づけ、国民のいのちと暮らしを壊す「アベ政治」の危険性を訴えました。①戦争をしない国
・辺野古新基地阻止をめざす、②消費税増税中止・社会保障の充実・労働者保護など暮らしと雇用の再建、
③給付型奨学金制度をはじめすべての若者に居場所と希望をつくる、④原発再稼働に反対・脱原発社会の実
現、⑤TPP参加に反対・農林水産業と地域を守る、⑥被災地を切り捨てず人間の復興の実現-を訴えた社民
党の6つのビジョンは、「アベ政治の暴走」に苦しめられている人々の共感を得ているという確かな手応えがあ
りました。 しかし、「アベノミクス」をカモフラージュにした意図的な「争点隠し」、中身のない「野合批判」を繰り
返す与党の戦法によって、国民の最大の関心事である「社会保障・消費税・憲法・原発」という本来の「争点」
がぼかされ、安倍政権の対極にある社民党の政策や主張を十分に浸透させることができませんでした。
また、安倍首相が選挙戦が始まってからの党首討論から逃げたことや、参議院選挙より東京都知事選挙を
優先する報道姿勢の歪みも一因となって、国民の関心が低下し、投票率は前回を上回ったものの、戦後4
番目の低さとなりました。
今回初となる合区選挙区では、候補者の声が地域に十分行き届かなかったなどの問題点も浮き彫りになりまし
た。それでも、厳しい闘いのなかで奮闘する候補者、党員、支持者の皆さんの思いが大きな輪へとつながり、
比例では前回の約126万票を上回る150万票を超える得票を獲得し、得票率も2.4%から2.7%に伸ばす
ことができ、18歳になったばかりの若者をはじめ、多くの市民の皆さんとの新たな絆をつくることができました。
社民党は、この新たな絆を原動力として、党の再建・再生を進めるため、真剣な総括論議を始め、「市民に政治
を取り戻す」ための新たなスタートを切る決意です。
 今回、自公に改選定数の過半数61を上回る結果を許し、改憲勢力による非改選議席を合わせ、憲法改正案
の発議に必要な「3分の2」以上の議席を確保することを阻むことはかないませんでした。今後、今回の選挙結果
をもって「国民の信任を得た」とする安倍政権によって、「戦争する国」への総仕上げとなる「明文改憲」が大きな
焦点に浮上してくるでしょう。最初の改憲項目に想定さ「緊急事態条項」の創設は、政府に全権・白紙委任状を
渡すことによって憲法9条までもが骨抜きにされる危険性をはらんでいます。しかし、憲法改悪が議論される国会
だからこそ、護憲政党である社民党が、しっかりと役割を果たさなければなりません。院内外での4野党共闘を
さらに強め、現在の政治状況に危機感を持つ人々とともに、集団的自衛権の閣議決定撤回、「戦争法廃止法
案」の成立を追求して、何としても「平和憲法」の改悪を阻止しなければなりません。
 今日から新たな闘いが始まります。「平和」を願う市民の力が試される時です。新たに有権者となった18・19歳
の若者も、投票して終わりではなくこれからの政治の行方を見極めてください。社民党は多くの方々の励ましを
糧にして、その期待に応えるべく、決てあきらめず、護憲政党としての活動実績と誇りをかけて、憲法改悪・平和
破壊の「アベ政治の暴走を止める」ために国会の内外で奮闘します。そして、日本で唯一の社会民主主義政党
として、これからも皆さんと手を携えて、一人ひとりのいのちや暮らしが大切にされる「日本国憲法」の理念を活
かした社会の実現に全力で取り組みます。
                                                                           以上

(無題)

滋賀選挙区野党統一候補者「林久美子」合同街頭演説会は、7月8日JR草津駅東口広場で行われました。
民進党・日本共産党・社民党・市民の会しがから訴えが行われました。社民党からは「服部良一元衆議院
議員から訴えがありました。選挙情勢は大接戦です。
民進党からは「岡田克也党首」日本共産党からは「穀田恵二国会対策委員長」からの訴えでした。
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社民党政談演説会

7/5社民党滋賀県連合の政談演説会が行われました。明日都浜大津にて手作りの演説会でした。党員・
支持団体の人達からの問題提起です。
憲法・脱原発・戦争法・教育・TPP・男女平等を6人から提起し懇談しました。
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野党共闘で頑張っています

滋賀選挙区・野党統一候補「林久美子」当選をめざして、県内を街宣中。比例は社民党。
この日は彦根市内を街宣、彦根城の見える団地でスポット演説をしました。
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選挙戦突入

6月22日、参議院滋賀地方区野党統一候補の林久美子候補の出発式です。民進党・共産党・連合滋賀・
市民の会・そして社民党小坂代表があいさつ。大津駅前には、約300名の市民が集まりました。
野党統一候補の必勝の為に大奮闘をする決意を固めあう場になりました。m-16-6-25-5jpg.jpg

原発全廃を訴え、びわ湖一周デモ貫徹

 5月4日~8日にかけて原発全廃・びわ湖一周デモが取り組まれました。呼びかけは、脱原発市民ウォークイン滋賀実行委員会。
福井・若狭の原発で、福島級の原発事故が起こればびわ湖が汚染され、関西全域が飲料水を失い、京都・大阪そして滋賀の地域が全員避難を強いられかねません。事故が起こる前に原発を全廃しなければなりません。史上初のびわ湖一周デモで原発全廃を訴えました。
 初日は、250名の参加でスタートしました。びわ湖面を渡る薫風にはためく反原発の旗をなびかせてびわ湖を北上し、JR野洲駅で第一日目を終わりました。続く2日目は途中、車でピストン輸送もしながら城下町の彦根をめざしました。3日目は雨が降る中60人が、長浜・高島市内をハンドマイクで訴えてのビラまきで7,000枚を配りました。前日の雨が上がった4日目は、JR近江高島駅に70名が集合し、美しいびわ湖を左に見て南下をしました。
 最終日の8日は、170人が集まりました。JR堅田駅を出発しJR大津駅をめざしてひたすら歩きました。そして、無事、反原発びわ湖一周デモは達成しました。
参加者は、「正直にきつい日程でよく歩き続けた」と語っています。参加者は県内だけでなく、京阪神から東京からの参加者もあり
大いに盛り上がりました。無事大成功に終わったことを喜び合いました。
 びわ湖一周デモが無事終了した翌日の9日。滋賀県庁に出向き、このデモの成果とデモ中に聞かれた原発全廃を求める県民の声の大きさの報告そして滋賀県知事あての申し入れを行いました。申し入れは、「原発重大事故は、避難は不可能。事故はいつ起こるかわからない。県は原発の即時廃止を求めるように」との申し入れを行いました。
a href=”http://blog-imgs-93.fc2.com/s/d/p/sdpshiga/20160511174816a6e.jpg” target=”_blank”>びわ湖一周デモ1

参議院選野党共闘調印式

本日10時半から、ピアザ淡海で、参議院選挙滋賀選挙区での野党共闘調印式が行われました。
始めに、「第25回参議院議員選挙・滋賀県選挙区における確認書」および「第25回参議院議員選挙・
滋賀県選挙区における覚書」を署名交換し、挨拶をした。
民進党代表は「安保法制改悪阻止に国民が結集した結果が、滋賀でも野党が力を合わせて、傍若無人
の安倍政権にお灸をすえたい。国民の不安・嘆きをしっかり受け止めて、参議院選挙を行う。」
共産党委員長は「5野党党首による共闘に基づき、日本の政治に憲法なしという事態を、打破しよう。
安保法制を廃止し、自公および補完勢力を追い込む闘いの中で団結を強め、野党と市民の力を発揮しよう。」
 小坂代表は「今日から安倍政権打倒の闘いが始まる。熊本地震による大被害が発生しているのに、
川内原発を止めない。3.11の教訓を活かそうとしない安倍政権に対抗していかねばならない。
戦争法廃案にむけ、年齢・男女などに関係なく、”野党は共闘”と国会を取り囲んだ力がもとになっている。
野党が多くの市民のみなさんとともに、本気で取組んでいこう。」
 林久美子氏は「安保関連法を廃止にし、国民の手に立憲主義を取り戻すこと。
暴走を続ける安倍政権を打倒すること。
その最前線で、選挙戦を闘わせていただきたい。2期12年間、人が育つ国にしたい。
すべての子どもが、夢と希望をもって社会に出ていける国にしたいと取組んできた。
そのためには、安心できる国、平和と安全があってこそ、子どもたちが羽ばたける。
何としても安倍政権を倒すため、精一杯がんばりますので、よろしくお願いします。」m-16-4-24-5jpg.jpg
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動画「語ろうしゃべろう福島みずほ in 滋賀」@明日都浜大津

国会ってなんだ 民主主義ってなんだ
~~政治を市民にとりもどそう~~

(1)開会挨拶、「福島原発事故から5年、大津地裁仮処分決定による高浜原発3号機停止」

(2)「安保関連法案(戦争法)、憲法」

(3)「女性も男性も人間らしく暮らせる社会」

(4)「沖縄米軍基地問題 安部総理の場当たり強権政治」、福島みずほ氏退場

(5)「沖縄米軍基地問題 安部総理の場当たり強権政治」(服部良一氏)、終わりの挨拶

原発のない社会へびわこ集会に1,500人結集

3月13日大津市膳所公園にて「原発のない社会へ2016びわこ集会が開かれました。
県内から多くの県民・団体が参加しました。
この集会の4日前に大津地裁において、関西電力高浜原発3・4号機の運転差し止めを求めて滋賀県の
住民が申し立てた仮処分について差し止めを命じる決定がありました。
そのことがあってか会場は参加人数(1,500人)も多く大いに盛り上がりました。
最後は、湖岸沿いの道路をデモ・パレード、人数が多いので大いに市民にアピールすることが出来ました。m-16-3-13-3jpg.jpg